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原子炉の動く実物大模型に感動!浜岡原子力発電所「浜岡原子力館」を訪ねる

もくじ

浜岡原子力発電所「浜岡原子力館」を訪ねる

御前崎ロングビーチ付近の見学を終えた管理人は、見学中に発見した浜岡原子力発電所の中にある「浜岡原子力館」を訪ねました。

※浜岡原子力発電所は御前崎ロングビーチから意外と近く、車で5~10分ほどで移動することができました。

浜岡原子力発電所に到着、しかし・・・

御前崎ロングビーチ沿いの県道357号から国道150号に入り西に走ると、間もなくして浜岡原子力発電所の入り口交差点にたどり着きます。

その交差点を左折して道路の案内通りに右方向に進むと、目の前にいかにも博物館という感じの未来的な建物が見えてきました。

「これが浜岡原子力館か・・・」と、すぐに駐車場に車を止めて建物の入り口から中に入ろうとしましたが、なぜか自動ドアが開きません。中をのぞくと建物の中は真っ暗で人の気配はありません。

「残念、定休日か・・・」と、一時はあきらめて駐車場に戻ろうとしましたが、ふと入り口の上部にあった「新エネルギーホール」という文字を見てホッと胸をなでおろしました。

そうです。ここは目的の浜岡原子力館ではなく、もう一つの見学施設である科学博物館「新エネルギーホール」だったのです。

新エネルギーホール(浜岡原子力発電所)

近くにあった総合案内板を確認すると、浜岡原子力館はもう少し先にあることがわかりましたが、喜ぶわけにはいきません。

なぜなら、この新エネルギーホールを見学をするという宿題が残ってしまったからです。

新エネルギーホールを後にして原子力館に向かって歩き始めると、今度は大きな屋根と、その向こうに取っ手のような形の建物が見えてきました。

どうやらこの建物が浜岡原子力館のようです。そして、休館日じゃないことを祈りつつ原子力館に近付きます。

いよいよ浜岡原子力館に付きました。階段に記念撮影用の看板があるので、間違いないと思います。

いや~それにしてもすごく大きな屋根です。この下なら雨の日でもイベントなどができそうですね。

大きな屋根の下を歩いてさらに奥に進むと、いよいよ浜岡原子力館にたどり着きました。

入り口が見えてきましたが、ここからでは開館しているのかがよくわからないので少し不安です。はたして奥に見える自動ドアは開くでしょうか・・・。

いよいよ見学開始

ゆっくりと入り口に近付いたところ、無事に自動ドアが開いて中に入ることができました。(^^♪

中に入ると案内のスタッフさんが受付の仕方を教えてくれるので、それを済ませてから見学はスタートになります。ちなみに、見学料は無料です。

受付があったホールにはレゴブロックで再現された周辺の街の様子が展示されていました。

受付から順路通りに進むと、まず最初にエネルギーに関する資料がいろいろと展示されています。

日本のエネルギー自給率はたったの11.8%なので、個人的には原子力発電所はすべて稼働する必要があると思っています。

万が一の事故のことを考えて稼働したくない気持ちはわかりますが、どんなことでも心配ばかりしていては何もできなってしまいます。

高騰している電気料金を下げるためにも、稼働停止中の原子力発電所をぜひ再稼働してほしいものですね。

こちらは浜岡原子力発電所周辺のジオラマの展示です。左奥には掛川城があります。

この後の順路で浜岡原子力発電所の全体が見える展望所に行きましたが、そこは訳ありで撮影できなかったので写真はありません。(^^ゞ

展望所の見学を終えると今度は、急に天井の高い大きな空間が広がっている場所に出ます。そして、そこに原子炉の実物大のカット模型が展示されていました。

原子炉模型のあまりの迫力に思わず「これは凄い!」と感動しながら写真を撮っていると、今度は突然辺りが暗くなって原子炉の模型が動き始め、発電の様子が音と光で再現さる発電ショーが始まりました。この突然の演出にさらに感動です。(^^♪

こちらは、原子力発電所全体の構造模型ですが、原子力発電所ってなかなか複雑なのですね。

こちらは、ベントフィルタの構造説明模型。ベントフィルタはろ過装置のようなものです。

放射性廃棄物のドラム缶模型。低レベルの放射性廃棄物は特殊なドラム缶に入れて地下で保管するようですが、原子力発電所から出る放射性廃棄物の処分については、いろいろ複雑な問題があるみたいなので大変そうですね。

ということで、ひと通り見学したので浜岡原子力館を出ることにします。

今回紹介した他にも、多数の展示・体験コーナーがありましたので、まだ行ったことのない人はぜひ行ってみてください。絶対に損はありません。

郷土展示ホールと売店に立ち寄る

そのまま駐車場に戻ろうと思いましたが、途中の大きな屋根の下に郷土展示ホールがあったので立ち寄りました。

この資料館では御前崎市や周辺地域の歴史や特産品が紹介されていました。

こうした資料館は一人旅の貴重な情報源にもなりますので、管理人は必ず立ち寄ることにしています。

郷土展示ホールを出て最後に隣の売店に立ち寄ります。この売店では特産品やおみやげ物軽食が販売されていました。

時間はおやつタイムの15時でしたが管理人は少しお腹が空いていたので、テイクアウトのカレーライスとメロンサイダーを注文します。そして、見晴らしの良い2階席でゆっくりと食しました。

この後、浜岡原子力館を出て浜松市に入り堤防からの夕焼けを眺めて、次の目的地に向かいました。

まとめ・備考

今回の撮影カメラはX-T1ではなく、スマートフォンのOPPO Reno7 Aでした。

<浜岡原子力館>

営業時間:9:00~17:00
定休日:毎月第3月曜日 ※変更の場合あり
住所:〒437-1695 静岡県御前崎市佐倉5561
電話:053-785-2424

~ MAP ~

www.chuden.co.jp

浜岡原子力発電所 - Wikipedia

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